Select your language: EN JP

ブログ

注目すべき技術やイノベーショントレンドに関するアナリストの見解を提供

2021年に化学品・材料業界が注目すべき技術とは

ラックスリサーチ

サステイナビリティへの対応やデジタルトランスフォメーションの加速は、向こう20年で化学品・材料産業を大きく変えることになります。そのため、変化に対応していくために技術イノベーションに投資していくことは非常に重要です。ラックスリサーチは、年次技術予測レポート、「Foresight 2021:Top Emerging Technologies to Watch (Foresight 2021: 2021年に注目すべき先端技術)」にて、2021年に注目すべき技術の総合ランキングトップ12に加え、5つの主要産業における主要技術トップ5を発表しました。 

2021年のスタートとして、まずは、激動の一年のあと、化学品・材料産業で注目されたトピックを取り上げ、結果重要度の高まった技術は何かについて取り上げたいと思います。

Chemicals & Materaisl Top 5 Tech

ラックスリサーチの材料イノベーションリサーチチームが同分野において重要なトピックやスタートアップを分析した結果、2021年にイノベーションリーダーが注目すべき技術として下記が挙げられました。

  1. プラスチック廃棄物の再利用:プラスチック廃棄物の増加は数十億ドル規模のリスクであり、先端プラスチック再利用技術はプラスチック廃棄物対応に不可欠であり、高付加価値商品市場という事業機会を生みます。
  2. マテリアルインフォマティクス:機械学習を材料開発に応用することは研究開発の効率化やコスト削減につながるだけでなく新たなビジネスモデルの活用を助け、よりスピード感を持った組織運営が可能となる
  3. デジタルセールスプラットフォームEコマースやセールスオートメーションは化学品・材料産業でも今後普及し、カスタム化、商品利用に関するサービス提供にも影響を与えることになる
  4. 3Dプリンター3Dプリンターは材料メーカーにユニークな成長機会を提供するものの、プロフィットシェアを獲得するにはバリューチェーンの下流へ進出する準備が必要となる
  5. 合成生物学:合成生物学はサステイナビリティへ貢献するだけでなく、よりフレキシブルで分散化された化学品製造を可能とし、場合によっては新規市場への参入や低価格化に貢献する

 

気候変動政策やデジタル化の加速は化学品・材料産業に多大な影響を及ぼします。各社ともサーキュラーエコノミー(循環型経済)への対応を余儀なくされる中、廃プラスチックは将来的に最も価値のある原料へとなるでしょう。そのため、化学品・材料産業は、今後、倍数の経済にますます依存する、より分散化された産業へと変化します。同時にデジタルセールスプラットフォーム導入はカスタム化の普及につながり、スペシャリティ事業とコモディティ事業の差異を埋めることになり、カニバリゼーションへと繋がることになります。

ラックスリサーチの化学品・材料イノベーションリサーチに関するご質問は、こちらよりお問い合わせください

※本ブログ記事は、英文の記事を翻訳したものです。原文記事はこちらからご確認いただけます

 

New call-to-action