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注目すべき技術やイノベーショントレンドに関するアナリストの見解を提供

2021年に食品・農業分野で注目すべき技術とは

ラックスリサーチ

昨今、食品・農業分野では、中小企業がデジタル技術の活用や新たなチャネル開拓により、多様なイノベーションを引き起こしながら市場シェアを拡大する動きが活発化しています。先端技術調査を専門とする米調査会社ラックスリサーチは、食品・農業分野におけるイノベーション動向理解をサポートすべく、年次技術予測レポート、「Foresight 2021:Top Emerging Technologies to WatchForesight 2021: 2021年に注目すべき先端技術)」にて、2021年に注目すべき技術の総合ランキングとしてのトップ12の技術および食品・農業分野における主要技術トップ5を発表しました。

5 MOST IMPACTFUL TECHNOLOGIES FOR THE FOOD & AGRICULTURE INDUSTRY

ラックスリサーチのアグリフードリサーチチームが同分野において重要なトピックやスタートアップを分析した結果、2021年にイノベーションリーダーが注目すべき技術トップ5として下記が挙げられました。

  1. バイオインフォマティクス:バイオインフォマティクスは、これまで主に医療および製薬用途に焦点を当て開発されてきましたが、現在、食品・農業・ヘルスケアにおける活用が増加すると予想されています。
  2. 代替たんぱく質:健康管理やサステイナビリティへの懸念は食生活の多様化を推進しており、土地利用から原材料のサプライチェーンに至るまで大きな変化をもたらしています。 
  3. 精密農業デジタル技術は農業に革命を起こし続けており、精密農業技術は作物の収穫量増加や品質改善につながると同時に、環境負荷の軽減に貢献します。 
  4. バイオ肥料:バイオ肥料やその他の微生物の生物刺激剤は、生きた微生物を使用し、栄養素の使用効率と農業の持続可能性を改善します。
  5. イングリディエントインフォマティクス:機械学習をレシピや材料・成分に適用すると、新商品の成分配合をより迅速に行うことができ、食品の開発から発売までの必要期間を短縮化することが可能になります。

 

アグリフードエコシステムは目まぐるしい変化の最中にあり、近年、この分野の成長は食品・農業分野大手20社以外の企業が牽引している状況です。小規模で機敏なブランドがパーソナライズを求める消費者需要を満たす中、大手ブランドは失われた地盤を取り返すために革新的なソリューションを模索する必要があります。

また、食品・農業両分野において、デジタル技術の活用は今後不可欠です。イングリディエントインフォマティクスは製品開発サイクルを短縮するための主要な技術であり、また、未だ比較的馴染みのないものかもしれませんが、精密農業技術は従来の農薬開発を補完するものとして重要性がさらに高まっています。主力原料の代替品は、農業・食品の両分野において見られる動きのひとつであり、バイオ肥料や代替たんぱく質が今後さらに注目されるでしょう。バイオインフォマティクスが医薬品開発における活用から、今後アグリフードエコシステム全体において大きな変革をもたらすような技術となることが期待されています。

2021年に食品・農業分野で注目すべき5つの技術をまとめたインフォグラフィックはこちらからダウンロードしていただけます。

ラックスリサーチのアグリフードイノベーションリサーチに関するご質問は、こちらよりお問い合わせください

 

※本ブログ記事は、英文の記事を翻訳したものです。原文記事はこちらからご確認いただけます

 

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