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プレスリリース

ラックスリサーチ、アジアにおけるアグリフード分野のイノベーション動向を取り上げたレポートを発表

ラックスリサーチ

食料安全保障、食の安全、透明性の確保がアジアにおける課題、特に食料安全保障分野に焦点を当てた技術・ソリューション開発が活発化

マサチューセッツ州ボストン-2021年3月18日次の30年間は、アジアの食品・農業(アグリフード)分野におけるイノベーションエコシステムは画期的な時代を迎えることになります。人口増加、急速な都市化、そして中産階級の拡大は、アジアの食料システムを逼迫しており、食料安全保障、食の安全、透明性の確保は、アジアのアグリフード・エコシステムにおける3つの喫緊の課題となっています。先端技術調査を専門とする米調査会社ラックスリサーチは、新しいレポート、「Navigating Asia's Agrifood Innovation Ecosystem(アジアのアグリフード・イノベーション・エコシステムで活路を見出す)」の中で、アジア市場における主要なトレンドを概説し、前出の3つ課題へ対応すべく、どのようにイノベーションへ取り組むべきか実用的なアドバイスを提供し、また技術やソリューション開発を手がけるスタートアップ企業を取り上げました。

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本レポートを担当したラックスリサーチのアナリスト、Thomas Hayesは、次のようにコメントしています。

「アジアは、驚異的な変化と成熟を遂げており、食品・農業分野の企業にとって、今後大きな事業機会をもたらしうる地域です。社会の変化に起因する、アジア特有のアンメットニーズに対し、ソリューションや技術開発を手がける現地の技術開発企業を特定し、それら企業と協業していくことことが、域内での成功を実現するために不可欠です。」

ベンチャー資金規模ランキングの上位10社のスタートアップがすべて食料安全保障に焦点を当てたソリューションを開発していることを考えると、この課題がアジアのアグリフードエコシステムの中で最も注目されていることがわかります。なかでも、特に代替たんぱく質が注目されており、植物性たんぱく質及び培養ベースのたんぱく質を中心としたスタートアップが、数と規模において急速に成長しています。

アジア内の国を比較すると、「中国、インド、イスラエル、シンガポールはイノベーションのホットスポットとして浮上しており、これら4カ国は食料安全保障、安全、透明性に関連する技術・ソリューションを開発するスタートアップ全体の約80%を占めています。中国とインドのスタートアップは農業技術(アグテック)に集中する傾向があり、イスラエルとシンガポールではアグテックと食品関連の技術(フードテック)両方のスタートアップが多く見られます」、とHayesは説明しています。

Navigating Asias Agrifood Ecosystem-png-2

アグリフード分野でアジアをターゲットとしたイノベーションに取り組む外国企業は、①Participate(エコシステムに参加する)、②Launch(既存のブランドや商品を展開する、あるいは新規商品開発を行い参入する)、③Invest(スタートアップに出資する、あるいは投資ファンドに参加数r)、④Build(研究開発や製造インフラを一から築く)、という4つのアプローチを検討することが可能です。必要な投資規模は参入方法に応じて異なりますが、パートナー企業と連携して対策を講じていくことは、専門知識の結集やリスクの分散に役立ちます。ただし、最終的には、エコシステム全体におけるステークホルダーの能力やニーズを十分理解し、アジアにとって理にかなった、真にユニークなバリュープロポジションを提供することが市場内での優位性確立には不可欠です。

詳細については、本レポートのエグゼクティブサマリーをこちらからダウンロードしてご確認ください。

 

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