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プレスリリース

ラックスリサーチ、食品保存・保護技術に関する調査レポートを発表

ラックスリサーチ

保存性の高い農作物、原材料、食品はサプライチェーンのレジリエンスを高めるのみでなく、食品の品質劣化や廃棄削減がもたらす1兆ドル規模の経済的損失の回避につながる

マサチューセッツ州ボストン-2020年7月9日-現在、食品のロスと廃棄(FLW)は、世界全体で毎年推定1兆ドルの経済的損失を引き起こしています。これは人道上の重大な問題でもあり、国連は2030年までに世界のFLWを50%削減するという目標を設定しました。そこで、先端技術の事業性や動向調査を専門とするラックスリサーチ(本社:米国ボストン、日本支社:東京都千代田区、代表者:関 一樹)は、新しい報告書、『Preserving the Food Chain(フードチェーンを保護する)』を発表し、消費前の食品ロスと消費後の食品廃棄量の大幅な削減を助ける主要な保護・保存技術についてまとめました。

本報告書では、アグリフード分野のバリューチェーンの6つのセグメント(収穫前、収穫後の保存、加工、パッケージ、流通・小売、販売後・家庭内での保存)においてトップクラスの保護・保全技術を取り上げ、今後3年間の動向を予測しています。以下がそのポイントの一部です。

  • 農場や畑では、統合的な農作物保護が業界標準となり、収穫後のワックスコーティングはバイオベースのコーティングソリューションに取って変わられる
  • 食料生産においては、バイオプリザベーションが従来の保存料と同等の性能を達成することになる
  • 食品流通業者は、サプライチェーンの管理においてより自由にデジタル技術を活用していくことになる
  • 購入した商品の安全性と信頼性に対する消費者の懸念を受け、家庭内ではポイント・オブ・ユースセンサーの利用が増加する

 

また、本レポートでは、各セグメントのマーケットマップを提示し、注目すべき技術開発企業を紹介しています。

「保存やシェルフライフ延長につながる技術は、アグリフードエコシステム全体において非常に重要です。現在、収穫前の保存技術から、販売後や家庭内における保存を意識したソリューションまで、食品サプライチェーン全体において新たな技術イノベーションやソリューション開発が活発化しています。バイオ技術、デジタル技術の普及や採用増加は、保存技術の将来を形作る上で大事な役割を果たすことになります」と、ラックスリサーチのアナリストで本報告書の主著者であるHarini Venkataraman, Ph.D.は指摘しています。

COVID-19のパンデミックにより、多くの企業はサプライチェーンのレジリエンス(回復力)の重要性を再認識することになりました。この危機から回復するためには、需要ショックの緩和や収益性改善、また全体的な食品ロス・廃棄の削減など、農場から食卓まで、より効果的な保存技術が必要になります。また、世界危機のピークが過ぎ去った後も、各企業による取り組みは技術イノベーションの推進要因であり続けるでしょう。

詳細については、レポートのエグゼクティブサマリーをダウンロードしてご確認ください。

 

【関連リソース】

- ラックスリサーチ アグリフード特設サイト